後ろ足滑る老犬対策|後ろ足力が入らない・震えて立てない

フローリングだと踏ん張りが効かずすべる!後ろ足の筋肉が弱って震えて立てない老犬対策にはこれ!

老犬で後ろ足がすべる・震えて立てない対策

犬も高齢となって床がフローリングやタイルだと
後ろ足がすべるようになってしまった場合。

どんな対策があるのかと言えば、

  • 滑り止めグッズを使う
  • 筋力を強化する


という2つが考えられますね。

滑り止めグッズを使う

ペットショップにいくと、
ペットの床すべり防止のために、
様々なグッズが販売されています。

  • 滑り止めスプレー
  • 滑り止めソックス
  • 滑り止めジョイントマット(コルクマット)
  • 滑り止めワックス


などが店頭販売されていると思います。

ワンちゃんが嫌がらなければ、
滑り止めソックスを履かせることで、
どんな床にも対応することができるし、
爪で床が傷つくのを抑えることもできます。

滑り止めジョイントマット(コルクマット)は、
ジョイント式で広さを自由に変えられるし、
エサやおしっこで汚してしまっても、
簡単に取り換えられるメリットもあります。

フローリングを敷き直したり、
カーペットを用意するよりもずっと手軽で安価に済みます。

滑り止めスプレーやワックスなら、
階段のような段差がある部分で
後ろ足がすべるのを防ぐことができます。


筋力を強化する

滑り止めグッズで対策するだけで、
後ろ足がすべることが激減する可能性は十分にあります。

ただ、老犬の足の筋力が根本的に弱っている場合、
どれだけ滑り止めグッズを使おうが、
結局は滑ってしまうものです。

滑り止めソックスに加えて滑り止めジョイントマット
を使っても、それでも後ろ足が踏ん張りきれず、
すべってしまうパターンです。

正確の数字ではありませんが、野生の犬の場合、
寿命は5年前後と言われています。

10歳も過ぎれば立派な老犬で、
年齢だからと諦めてしまうような気持ちにもなりますが、
犬も大切に育ててあげれば、20年くらい長生きするものです。

逆に言うと、犬を長生きさせるためには、
与えるえさに気を付けてあげたり、
普段からの筋力強化も欠かすことはできないんです。

たとえば、お散歩は、犬にとっては
コミュニケーションの一部でもあり、ストレス発散の目的もありますが、
筋力を維持するための習慣でもあります。

老犬だからと、家の中で引きこもらせていたり、
散歩の機会を激減させてしまうと、
老犬の筋力低下をますます促してしまいます。

筋力低下は犬の寿命にかなりの影響を与えます。


まだ立ち上がるだけの元気が残っているうちに、
老犬の筋力を取り戻してあげることで、
長生きさせてあげられるし、後ろ足がすべるのも抑えることができますよ。